当キャッシュフローゲーム会に参加し、行動前の準備が整った方は具体的に動くことになります。

人によっては投資だったり、ビジネスだったり、目的によって手段は様々です。

キャッシュフローゲーム会のおすすめステップキャッシュフローゲームを実践すれば成果が出るわけではありません。体験する毎に確実に成果に繋がる行動に結び付けることが重要です。当キャッシュフローゲーム会では参加回数によるステップを設けています。

ラットレースを抜け出すためには、不労所得を得るための良い情報が不可欠です。
自分の能力だけで稼ぐ仕組みを作れるのがベストですが、良い話や困ったときに問題解決に適切な人を紹介してもらえる状況を作っておくことも大切です。

私自身、投資やビジネスに限らず、多くの方の紹介がきっかけで収入アップやリスクの低減に繋がっています。

紹介されるためのベストな方法

良い紹介を得る方法は、当たり前ですが紹介したい人になることです。

紹介される人とは

  • 何かに秀でていて貴方を紹介することで相手にメリットがある
  • 与えられることではなく与えることを常に考えている
  • コミュニケーション能力が高い

つまり、紹介されることを考えなくても人との繋がりが自然と増えていく人です。

とは言っても元々そうだったらこのページを読んでいないですよね。
私もコミュニケーション能力が極端に低いので上手にできているとは言えないです。

できない言い訳を考えるより今からでも目指そうと思うことが大切なのですが、これは誰にでもできる再現性が高い話ではありません。

そのためまずは最低限できることからやっていきましょう。

金持ち父さんになるために:自分をお客様だと思わない

過去に、手段を選択するときに私の人脈(不動産会社やFP、ビジネスに関わる社長等)を紹介したことが何度かあります。
それをきっかけに不労所得を得た方は何人もいるのですが、その後に会社から相手にされなくなる方が稀にいます。

それは『自分をお客様である』と勘違いし、礼儀を欠いた行動を取る方です。
会社にとって『お客様は神様』ですが、客であるあなたが『自分を神様である』と思うのは大きな勘違いです。

客だから立場が上と勘違いして接すると人は貴方から離れていきます。

『商品や会社と人』ではなく『人対人』であるという当たり前のことを念頭に置く必要があります。

相手から見たあなたの価値:金持ち父さん?貧乏父さん?

あなたが相手の会社にとって、どれだけメリットがある存在かを考えてみましょう。

そこそこ良い属性

年収700万円以上、上場企業勤続5年以上、貯蓄1000万円以上

高いとは言えませんが、これくらいの年収や貯蓄があれば会社を儲けさせることができる人だと思います。
横柄な態度を取ってもしばらくは相手をしてもらえるはずです(優先順位は高くしてもらえないですが)。

しかし、行動を始める段階の方で、既に経済的な余力の大きい方は割合としては決して高くありません。

一般的な属性

年収500万円前後、勤続10年以内、貯蓄500万円以下

このページを読んでいる方はこの条件に当てはまる層が多いのではないでしょうか。

当キャッシュフローゲーム会に来る方の多くは、まだ経済的に余力が無い方ばかりです。
つまり、まだ相手の会社が儲かる案件では無いということです。

始めは『プロに育ててもらう』『儲かるきっかけをいただく』という段階です。
当然、余力がある方より手間も時間もかかります。

それに加え、あなたの勤めている会社の後ろ盾があるのではなく、『あなた』と『会社の担当者』との横の付き合いです。
ここに縦社会は存在しません。

例として不動産を挙げます(残念ながら実際にあった話です)

年収が足りない等の理由でローンの審査が降りるか微妙な場合、不動産会社は色々策を練り、手間暇かけて努力をしてくれます。

そんなときに、あなたが横柄な態度を取ったり連絡しても返事が無かったら相手はどう思うでしょうか。
当然、関係の継続は難しいでしょう。

ただし、最初は紹介者の顔を立てる必要があるため、誠実なフォローアップをしてくれます(最初だけですが)。

しかしその後私に連絡があり、迷惑をかけたことを謝罪し、その方とは縁を切りました。
横柄な態度を取った方に問題があることは当然のことながら、それを見抜けなかった私にも問題があります。

まずは『あなたが持っている資産』ではなく『あなた自身の人間性』に価値を見出してもらいましょう。

負の連鎖にならないように、大きな器を用意する

このように礼儀を欠いた行動を取った場合、紹介した側にも報告があります。
なぜなら『あなたが紹介元である私の顔を潰した』からです。

その時点であなたと私の関係も終わります。

当然、報告があったことをあなたに伝えることはありません。
その後連絡を取ることも無く距離を置いて終了です。
当たり前のことがわからない方と付き合うのはリスクが大きすぎます。

質の高いフォローアップで仕事をしている方々は紹介が生まれやすいため、共通の知り合いが多いです。
つまり、共通の知り合い達とあなたとの関係も今後生まれることが無くなります。

紹介というのは質の高いサービスを受けられる可能性がある反面、信用を失うと周りの人脈も失うという危険も含んでいます。
良い情報が入ってきたときに、それを受け入れる『器』が無いと情報も器から溢れてしまいます。

器以上の物は入ってきませんので器を大きくすることに注力しましょう。

紹介を生み出し続けるには

答えは簡単です。
紹介したいと思われるのが無理なら、『紹介してあげたい』『応援してあげたい』と思われることです。

あなたが現在稼いでいる必要はありません。
あなたと相手との間で気持ちの良い人付き合いが続いていれば良いだけです。

それによってあなたが儲かれば、相手の会社も後々儲かります。
紹介した側にとっても相手の会社と良い関係を続けられますし、その時点では何もメリットが無くても後々何らかの形で還ってきます。

誰もが得をするし、損をする人もいません。

収入が増えるだけでなく、良い人間関係も構築できます。

ただし、それには一つ条件があります。
貴方が情報の良し悪しがわかるようになることです。

紹介料が高いだけで質は低い情報を紹介しようとする方はたくさんいます。
また、良かれと思って紹介してくれたとしても、紹介側は素人ということも多く、見極めは自分自身でする必要があります。

紹介案件の落とし穴。素人がカモにされるのも紹介案件

稼いでそうに見える人、または実際に収入を得ている人からの紹介は良さそうに感じます。

当キャッシュフローゲーム会でも、割合は少ないですが既に投資をされている方が参加されることがあります。

そして、更にその一部の方は知り合いからの紹介で投資情報を手に入れたという方がいます。

ここまでは正しい流れだと思います。
しかし、ここに落とし穴もあります。

最初は情報の良し悪しを判断するための経験が不足しているため、営業トークが上手ければ良い情報だと思ってしまう場合もあります。
特に、まだ失敗を経験していない人は射幸心を煽られ、人生を変えるチャンスだと思って大きく投資をして一気に失うという話も多いです。

紹介=良い不労所得の情報とは限らない

紹介というのは、知り合いを応援したいという気持ちがあって生み出されるものです。

ただし、応援したい対象があなたとは限りません。
なぜなら、紹介というのは下記の3種類に分かれるからです。

紹介のパターン

あなたが投資をしたいから、あなたのために知り合いを紹介する
知り合いが投資案件の営業をやっているから、営業さんを応援するためにあなたを紹介する
紹介料を得るため(自分のため
上記の複数の組み合わせ

現実で多いのは、3>1=2だと思います。
情報も人脈も無い、属性(年収と資金)もあまり良くない方が簡単にたどり着ける情報は大体3です。

投資するならしっかり調べる、わからないならやらない

安易に手を出すのはやめた方が良いですし、話を聞いてわからない点があったらやめましょう。

「わからないけどとりあえず経験のためにやってみる」というのは絶対ダメです。
なぜならそれを理由に考えることを辞めている方が大半なので、失敗しても大した経験にならないからです。

大体失敗しますし、やるときは気楽に始めますが失敗したら調査不足を棚に上げて相手のせいばかりにして不満ばかり言うようになります。

紹介してくれる方は、双方に成果を上げて欲しいという善意で紹介してくれます。
ただし、良い案件だと客観的な判断をして紹介してくれたかどうかで考えると、残念ながら違う場合が多いです。

多いのが『仲が良い人だから』『知り合いでたまたま投資商品を扱っている人がいるから』です。
この場合、良い案件かどうかは関係無いですよね。

投資は自己責任ですのでしっかり調べないといけません。
調べ方がわからない方は以前開催した当キャッシュフローゲーム会のセミナー動画があるので視聴したい方はご連絡下さい。

※視聴するには条件があります。

第32回:金融のプロによるデューデリジェンス(金融商品の裏取り・見極め)の仕方
キャッシュフローゲーム会だけだと行動前の準備と実学が不足しがちになるので補うためのセミナーです。第32回はデューデリジェンス(金融商品の裏取り・見極め)の仕方です。

当キャッシュフローゲーム会に参加した方の実例

当キャッシュフローゲーム会に参加した方の実例を挙げます(わかりやすくするために少し変えています)。

その方は、会社の同期から『後輩が銀行勤めからファイナンシャルプランナーとして独立をしたから』ということで紹介を受けました。

そして、提案されて実際に始めたのは、下記の方法です。

月1.5%のファンド1つに数百万円を投資
配当金の殆どを毎月積み立て型のファンドに投資(ドル払い)

つまり、配当金を積立にまわすからキャッシュフローはゼロですが、毎月積み立てをして、積み立てをやめる、もしくは満期(25年)になったら数倍のお金が入る、という提案でした。

私の感覚では、これはありえないです。

このような投資をすると失敗する

  • 最初に投資したファンドが潰れたら、元本は殆ど還ってこない、またはゼロになる
  • 配当金が無くなるので、毎月の積み立てが厳しくなる
  • ファンドが潰れず配当が続いても、円安になると積み立てが厳しくなる(当時のドル円は90円台)

という流れに陥る可能性があるからです。

これは、お客さんではなく、ファイナンシャルプランナーさんが儲かる提案です。
そして、この人はファイナンシャルプランナーを名乗っているだけで、実情は投資のことを全くわかっていないただのブローカーです。

さらに、そのファイナンシャルプランナーを紹介してくれた人は投資をしていないようでした。
善意でしたが、結果的には後輩を応援するための紹介になってしまったということです。

しかも、そのファイナンシャルプランナーさんは借金をしてファンドに投資をしているとのことでした。
これは最も危険な投資方法ですので、絶対にお勧めしません。

今後の予想(最悪のケース)としては、

全員共倒れ

  1. ファンドが潰れる(内容もリスクが大きめのファンドでした)
  2. ファイナンシャルプランナーさんは借金の返済が厳しくなる
  3. 月配当型のファンドを勧められた方々は配当金が無くなり、預けたお金も償還されず、積み立て型のファンドの解約が相次ぐ
  4. ファイナンシャルプランナーさんは既に受け取った紹介手数料の一部を解約違約金としてファンドに返さなければならない(継続年数によっては違約金が無くなります)
  5. ファイナンシャルプランナーさんは自己破産、投資したお客さんは元本が戻ってこずマイナスで終わる

です。
運良くファンドが潰れなければセーフですが、その可能性は限りなく低いです。

当然、当キャッシュフローゲーム会に参加後、ファンドを解約してリスクが少ないやり方に変えました。

これは、実際に過去に事例が多く問題になったやり方で、このような質の低い代理店が多かったことが原因で、日本国籍の方は2012年からこの積み立て型のファンドができなくなりました。

どのような話であっても失敗したり詐欺だった場合は元本を取り返すのは非常に難しいです。
あなた自身に不労所得を増やすための正しい判断力が身についていないうちは、紹介元も選ぶことをお勧めします。

この記事をシェアする

こちらもあわせて読む