キャッシュフローゲームはボードゲームを通じてお金の教養が身に付く優秀なゲームです。
しかし当サイトには「キャッシュフローゲーム やばい」「キャッシュフローゲーム 禁止」等のネガティブなワードで検索してたどり着く方が多いです。
目次
キャッシュフローゲームは何がヤバいのか
それは、ネットワークビジネスが非常に多く、その他にも質の低い投資勧誘(特に利益を大きく乗せたワンルームマンション)、相手のタイミングに合わない海外積立投資の提案等、相手の都合を無視した勧誘の温床になっているためです。
ボードゲームの会でもキャッシュフローゲームは勧誘目的の人が来ないように使用禁止になっていることが多いです。
運営者
要は「キャッシュフローゲームがヤバい」のではなく、「キャッシュフローゲーム会を悪用しているヤバい人が多い」というのが正しいです。
キャッシュフローゲーム自体は正しく学べば得られるものが多い優秀なゲームなので一度は体験してみることをお勧めします。
そうは言ってもどう選べば良いのかわからないし、誘われたら大体ネットワークビジネスだし、どうすれば良いの?という方は下記を参考にしてみて下さい。
キャッシュフローゲーム会の評判や選び方、誘われた時の断り方
金持ち父さん貧乏父さんの本を読んで興味を持ち、キャッシュフローゲームを体験するためにインターネットで検索する人は多いです。また、知り合いからキャッシュフローゲーム会に誘われる場合もあります。
しかし、事前にキャッシュフローゲーム会の評判をインターネットで調べても出てきません。
興味はあるけど警戒するよね
- 興味はあっても知らない人がやっている会に飛び込むのは勇気が必要
- キャッシュフローゲームで検索すると「勧誘」や「怪しい」等が出てきて不安
- 誘われたけど怪しいから断りたい。断る理由が欲しい
そのため選ぶ際は、
- インターネットで探す場合:主に主催者の情報
- 知人から誘われた場合:誘われ方(参加する場合は当日の様子)
で判断します。
このページでは以下について記載しています。
事前に防御力を高めよう
以下について知っておけばある程度防ぐことは可能です。
- 「インターネットで検索した場合」「知り合いから誘われた場合」の見分け方
- キャッシュフローゲーム会のしつこい誘いを受けた際の断り方
- キャッシュフローゲーム会に参加後、ネットワークビジネスにしつこく誘われた際の断り方、必殺のキーワード
キャッシュフローゲーム会の殆どはネットワークビジネスの勧誘で、且つ目的を隠して誘ってくるのでご注意下さい。
キャッシュフローゲームを悪用した怪しい勧誘
キャッシュフローゲームは金持ち父さんの考え方を学べる優秀な教材である反面、ネットワークビジネス・マルチ等の怪しい勧誘に悪用されています(主にニュースキン・モデーア)。目的を明かしている会は皆無なので騙されないように注意が必要です。
キャッシュフローゲーム会をインターネットで探す場合
キャッシュフローゲーム会をインターネットで探すと素性を隠していたり、長々とプロフィールを書いて肝心な主催者の収益源(投資 or ビジネス)をボカしているところが非常に多いです。
散々色々書いた後に「ビジネスオーナーとして活動しています」等。
評判を探しても出てこないので「主催者情報」「キャッシュフローゲーム以外のセミナー」「開催日時や場所」でチェックします。
募集媒体
- ホームページ内でネットワークビジネスを肯定している、または不労所得と言っている。
- 「こくちーず」等のポータルサイト
2019年にキャッシュフローゲーム最新版が発売され、ネットワークビジネスのカードが追加されました。
レビューや「従来のキャッシュフロー101との違い」の記事で肯定している会があるのですが、やっている本人以外で肯定する人が殆どいないのがネットワークビジネスなのでわかりやすいです。
匿名で素性も公開せずに集客でき、集客力もあるので使っている会は多いです。ただし「こくちーず」に掲載されている会に行ったらネットワークビジネスだったという声が後を経ちません。
こくちーずとホームページの両方で集客していると会もあります。
主催者情報
- 主催者の情報を見て、何が収益源なのかを確認する。
- 主催者の名前を見て、「名前が書かれていない or ニックネーム」「グループ名しか書かれていない」場合は辞める。ほぼ確実にネットワークビジネスです。
- 主催者の所在地(キャッシュフローゲーム会場ではなく事務所や自宅)をチェック。
記載されていない場合はネットワークビジネスの可能性が非常に高いので辞める。
長々と記載されていても結局「○年で○円以上の収入に到達」「ビジネスオーナー」「ラットレースから抜け出したい人へのサポート」等何をやっているか曖昧な場合もNG。
特に「ビジネスオーナー」「Bクワドラント」というキーワードには要注意です。
ただし、投資が収益メインで内容も明記されている場合は検討の余地有りです。
もしキャッシュフローゲーム会の会場だったら所在地を隠しています。所在地が会場では無い場合も住所を検索して怪しく無いかチェックした方が良いです。
セミナー内容
●使い回しのセミナーを頻繁に開催している
新規で参加された方に何らかの商材の勧誘をするためのセミナーを継続的に行っている可能性があります。
勿論勉強になるなら参加しても良いですが、大体は全く知識が無い人向けに不動産会社がやっている「初心者にゴミ物件を買わせるための営業トーク満載な不動産セミナー」とレベルは変わらないことも多いです。
開催情報
- 開催日時をチェック
- 開催頻度と会場をチェック
平日の日中や夕方以降に「頻繁に」キャッシュフローゲーム会をやっている主催者は相場と向き合っていません(今は私も向き合ってませんが。笑)。
ただしビジネス、現物株、長期保有、不動産をやっている可能性はあります。やっている場合は大体書かれているので主催者情報を見ましょう。
私は平日夜は部屋でのんびりしたいし、早く寝たいので開催しません。
頻繁にやっている場合はキャッシュフローゲームからの勧誘がメインビジネスになっている可能性が高いです。
毎週土日に開催している、更に平日夜にも開催している、等は費やしている時間から考えると不自然ですよね。
当キャッシュフローゲーム会は月2~4回が限度ですが週1回やったときは入れすぎたと後悔することがあります。
知り合いからキャッシュフローゲーム会に誘われた場合
「知り合いに金持ち父さん貧乏父さんの本を勧められ、読んだらキャッシュフローゲーム会に誘われる」というパターンは非常に多いです。
それが勧誘目的なのか、単に一緒に行きたいだけなのかは以下で判断します。
金持ち父さんの本を勧められる
- 誘われる前に「金持ち父さん貧乏父さん」or「キャッシュフロークワドラント」を勧められ、「成功しているビジネスオーナーを紹介する」と誘われた場合は高確率でネットワークビジネス(モデーアという会社)。
- 金持ち父さん貧乏父さん or キャッシュフロークワドラントを勧められたとしても、一緒に行こうという話になってからインターネットで探し始めた場合はセーフの可能性有り。
- 「知り合いがやっている」という場合はアウトの可能性が高い。
紹介を断りたい場合
- 「成功しているビジネスオーナーを紹介する」と言われた場合は名前と会社名、ビジネス内容を聞く。
- 頼まなくても紹介したがっているのに隠す場合はインターネットで検索すると都合が悪い情報が書かれている怪しい人物の可能性がある。
- ニックネームしか教えてくれない場合はほぼアウト。かなり多いです。
キャッシュフローゲーム会参加後
- 参加人数が多い場合はネットワークビジネスの可能性が非常に高い(ビジネスメンバー数名が勧誘のために集めている)。2卓以上でやっているキャッシュフローゲーム会には注意。
- 「カードを引いたら5秒以内に判断する」等の謎ルールがあったら完全NG。モデーア(元ニューウェイズ)というネットワークビジネスの勧誘です。
- やたらテンションが高い場合もモデーア(元ニューウェイズ)というネットワークビジネス。(※追記:モデーアから代理店資格を剥奪され、事業家集団「環境」という名前になっているようです)
キャッシュフローゲーム会に誘われた時の断り方
先ほど挙げたようにホームページでも知人からの誘いでも、勧誘目的を隠すので注意が必要です。
特に知り合ってから日が浅い人から誘われて胡散臭いと思った場合は以下を聞けるなら聞いた方が良いです。
事前に聞けるなら聞こう
- 貴方のことは信用しているから大丈夫だと思うけど、ネットワークビジネスではないよね?
- 貴方を疑っているわけではなくて、過去にネットワークビジネスではないと言われたからキャッシュフローゲーム会に参加したのに勧誘されたことがあってトラウマになっているから念のため確認させて欲しい
聞きにくい質問ではありますが、「ネットワークビジネスではない」と答えて実際はネットワークビジネスだった場合は特定商取引法違反ですので、必ず答える義務があります。
一度興味が無いと断って相手が引くなら良いですが、何度もしつこい場合は上記を聞いて下さい。
もちろんネットワークビジネスでは無いとしても、優れたキャッシュフローゲーム会とは限りません。その場合は参加して判断するしか無いです。
貴方と主催者との相性や貴方自身の目的にもよるので、確認したり、調べてみて話をしてみたいと思ったなら一度参加してみたら良いです。
もし勧誘があったとしても、それも経験のうちです。
効率だけを優先しても上手くはいきません。断る経験を積むことも大切です。
ネットワークビジネスにしつこく勧誘された場合の必殺の断り方
必殺のキーワードがあります。
それは、「そんなにしつこく勧誘するなら国民生活センター(消費者センター)とネットワークビジネスの会社に苦情を言うよ」です。
彼らは目的を隠したり、しつこく勧誘しているだけあって、通報されてビジネス資格の停止処分になることを異様に恐れています。
また、殆どの人は単独ではなくグループでビジネス活動をしているため、グループのリーダーにも指導が入り、迷惑をかけることも知っているので余程の自己中心的な人では無い限り諦めます。
その方との関係も終わる可能性が高いですが、断ってもしつこい人、目的を隠してアプローチしてくる不誠実な人と人間関係を続ける必要がありますか?
貴方が人間関係を維持したくても、彼らが距離を詰めてくる目的は勧誘なので、絶対にやらないという意思が伝われば彼らは連絡して来なくなります。
それでもしつこい場合は野放しにすると他の人にも被害が出るので本当に通報した方が多くの方が助かります。
また、人間関係を無視した勧誘を繰り返している本人のためにもなります。
良いキャッシュフローゲーム会を選べたらとても勉強になる
キャッシュフローゲーム会はネットワークビジネスや紹介する側しか儲からない不動産投資の勧誘の温床になっているのが非常に残念ですが、良い会を選べたらとても勉強になります。
私もキャッシュフローゲーム会を運営しており、クオリティには自信があります。
参加者が取っている手段も幅広いとは言いにくい(そもそも経験が浅いEクワドラントの方が選択出来る再現性が高い手段はあまり多くない)ですが、目標やその方の属性(収入、資産額、年齢など)によって様々で、結果が出ている人も多いです。
勧誘に勤しんている会より開催回数が少ないこと、東京都中央区で日曜日限定(2021年現在)、早いときは2~3週間前に満席になるのでやや参加しにくいかもしれませんが、興味がある方は検討してみて下さい。
当キャッシュフローゲーム会開催日や当日話すこと等の詳細を掲載しています。当日はボードゲームをやりながら話をしていく形式です。自然と会話をするようになりますのでコミュニケーションに自信が無い方も気軽にご参加下さい。
最近はiphone等のスマホアプリでも気軽に体験できるようになりましたが、何もわからず体験しても得られることは非常に少ないので、できるだけキャッシュフローゲーム会に参加した方が良いです。
キャッシュフローゲームのコツ・攻略法と現実に活かすポイント
キャッシュフローゲームはゲーム的な動きと現実に活かすための動きではコツ・攻略法が異なります。行動が変わらないならプレイする意味が無いので、現実に活かせるように意識することが重要です。
キャッシュフローゲーム(101・202・キッズ・iphone等スマホアプリ)の違い
キャッシュフロー101、202、キッズ、スマホアプリの違いについて。202やiphone等スマホアプリは個人的にはお勧めしていません。その理由についても解説しています。
また、実際に行動している人から話を聞く機会を作ることも重要です。
一度で多くの学びを得て貧乏父さんから金持ち父さんの行動と思考にシフトできるように、是非貴方に会うキャッシュフローゲーム会を見つけて下さい。