キャッシュフローゲームを体験して、実際に不労所得を増やし、ラットレースから抜け出したいと思う方は多いはずです。
ラットレースから抜け出すことで、時間とお金の自由、ストレスの大幅な削減など、多くの恩恵を受けられます。
ただし、ラットレースから抜け出したいと思う人数に対して、実際に抜け出せる方は少ないです。
結果が出ないのは大体コレ
- 結局行動に移さない(何をすれば良いかわからない、一歩踏み出せない)
- 勢いで始めてみたけど不労所得が増えなかった
- 少し増えたけど、ラットレースから抜け出せる目途が立たない
など、様々な理由があります。
何もしないのが正解の場合もありますが、上記の理由で結果に繋がらないのは問題です。
メリット・デメリットをしっかり把握して、原因を減らすことが重要です。
目次
不労所得の手段に対するメリット・デメリット
それでは、それぞれの手段にはどんなメリットがあり、どんなリスクがあるのか。
ここでは幾つかの例を出して簡単に記載しておきます。
不動産投資
不動産投資のメリット
- 購入後は殆ど手間がかからない(管理会社に任せた場合)
- 不労所得を得られる期間が長い
- 保険代わりになる(団体信用生命保険)
- 節税ができる
- 資金が無くてもローンが組める(レバレッジ)
- 良い時期に売却することで大きな利益になる
不動産投資のデメリット
空室リスクがある(賃料保証を付けるのはNGです)
古くなってくると賃料を下げる必要が出てくる
リフォームなど途中である程度の費用が発生する(賃料下落リスクの回避になります)
地震被害(地盤が弱い場所の場合。昭和56年以降、できれば平成7年以降の物件を選べば建物は問題無いです。)
不動産投資専門の会社はほぼ全てダメな会社
ファンドに投資
お金をプロに預ける、または事業に出資する等で、代わりに運用してもらうという方法です。
ファンド投資のメリット
- 結局自分で運用するより高い成果が得られる(かなり詳しくなった場合は別です)
- ファンドによっては高い配当金が得られる(大体年利1%~20%)
- 辞めた時点で預けたお金が返ってくる
ファンド投資のデメリット
- 元本が保証されていない(潰れても全額無くなるとは限りません)
- 1年縛りなど、必ずしも口座に戻したいときに戻せるわけではない
- ファンドが上手くいっていても、その会社のファンド以外の事業が失敗して資金不足になる場合がある
- 詐欺が多い。年利20%以上は大体詐欺。
ビジネスへの出資
ビジネスへの出資のメリット
- 当たれば大きい金額になる
- 上手くいけば多店舗・多角経営につながり追加で出資できる可能性がある(新規を探すより効率的)
ビジネスへの出資のデメリット
- 成果に繋がるまで時間がかかる可能性がある
- 事業が上手くいくか、自分自身のビジネス力が必要
- 上手くいく可能性が低い(10年続く会社は7%)
- 出資金を持ち逃げされる可能性がある(特に海外では結構あります)
- 日本政策金融公庫等、低金利のところから借りられない、または与信以上の金額を集めることになるので、その分リスクは高い
ネットワークビジネス(マルチ商法)
不労所得ではありませんが、少し近いです。
ただし取り組む人数に対して結果が出る割合が極端に低いので非推奨です。
ネットワークビジネスのメリット
- 当たれば大きい金額になる
- 子、孫、、、、と付けていく仕事なので、うまくいけば多くの人脈を形成できる
- ある程度組織ができたら、自分が動かなくても周りが動いてくれる
- 勉強になる(製品の売り込み、組織作りなど)
ネットワークビジネスのデメリット
- 上手くいく人が圧倒的に少ない(他のビジネスの比では無い)
- 友達、親戚、人脈を失うリスクがある
- 他の手段より手間がかかる
- 中途半端な結果でビジネスから離れると下に付けたメンバーも脱落していって収入が殆ど残らない
- 収入になるまで時間がかかる人が多く、一時的な期間で終わる人が多い
- 口だけ達者で中身が伴わない自己啓発マニアのようになる人が多い
- 法律違反(特定商取引法、薬事法)を犯すノウハウを教えられる場合が殆ど(逮捕されるほどでは無いです)
ラットレースから抜け出すうえで、一番のリスク
いくつか例を出しましたが、行動しない多くの方は『リスクがあるので・・・』と言います。
不動産投資なら借金するのが嫌とか。でもラットレースからは抜け出したいとか無理難題を言ってきます。
しかし、一番のリスクは投資リスクではなく知識・経験不足です。
- 何もしないことのリスク(今の日本で老後の対策をしないのは危険)
- それぞれの手段のリスク
しっかり知り、リスクを回避する方法を知れば知るほど怖さは無くなってきます。
理解した上で何もしないのが最良だという選択をするのであれば問題ありません。
そうでないのであれば、しっかり理解をして、将来の自己責任を取れるくらいには勉強しておいた方が良いです。
個人的には、ラットレースから抜け出さなくても年利1~3%程度で良いから銀行よりは高い利益を生み出せる対策をしておいた方が良いと思っています。
将来への不安はあるけど何もしない=慎重ではなくただの問題の先送りです。
勝ち組になる必要はありません。
しかし、待ち組になるのはリスクです。
何かをするのか、何もしないのか、選択できるようにまずはキャッシュフローゲームや本などで勉強してみてください。