金持ち父さん貧乏父さんを始めとするシリーズはベストセラーですが、実際にラットレースを抜け出したという話を聞くことは殆ど無いはずです。
それは下記の理由だと思われます。
運営者
上手に活かせていない
- 行動手順を間違えている(一番多い例:手段から考える)
- サラリーマンをやりながら情報を探しても、見つかる情報の質が低い
- 知識(本に書いていることでは無く、実学)と経験が足りない
特に、計画の無いまたは甘い段階で興味の有無などで手段を選択し、行動を始めて修正が困難になっている(就職後に後悔している人と同じですね)、または一歩目を踏み出せない方が多いように感じています。
目次
結果が出る人と出ない人の違いってわかりますか?
手段の選択やノウハウによる差だったら、同じ職業や会社の人、同じ学校出身の人は同じような結果になっています。しかし、ご存知のとおりそうはなっておらず、仕事ができるかどうか、成績が良いかどうかは同じ環境でも大きく分かれます。
そもそも金持ち父さんシリーズはベストセラーで多くの方が同じ本を読んでいるにもかかわらず、実際にラットレースから抜け出している人は極めて少ないです。
それなのにこれからスタートする人が「どの手段から始めようか」「どうやって優良銘柄、良い商品を探そうか」等を比較検討している時点でズレています。
これは「ズレた行動をしている方々のおかげで一部の方がラットレースを抜け出せている」とも言えますね。もちろん家庭環境の違いや運の要素も大きく出ます。
運営者
就職した会社でも投資やビジネスをしている人なんて殆どいませんでした。
お金の教育とは無縁の環境でしたが現在は働いても働かなくてもどちらでも生きていける選択の自由を手に入れていますし、まだ途中ではあるものの望む結果に近付いていっています。
つまり、結果が出ている人というのはお金の教養が備わっていることが理由ではありません。
成功するための考え方、結果が出るための行動ができており、どの手段を選んでもある程度の成果を出せる人です。現在望む通りの結果が出ていない人は根本的な考え方から変える必要があります。
運営者
結果が出なかった=手段やノウハウのせいにする人はいつまでも結果は出ません。
本来は「ある程度結果は出たけど自分には合わない、目的には合わない」となるはずです。
「まずは株かな。とりあえず証券口座を開設してみようかな」「株をやってみたけど自分には無理だった。だから投資信託を探そう」ではダメなのです。
私はまだまだですし、自己啓発を全面に出したセミナーをやる予定はありません。
しかし本来は考え方が一番大事なので、キャッシュフローゲーム、ホームページ、セミナー等で知っている限りのことを少しずつお話していきます。
目的は不労所得を得ることでは無い
特に間違えないで欲しいのが、不労所得を得ることやラットレースから抜け出して金持ち父さんになることが目的ではないということです。
目的=手段ではない
- 目的:やりたいことの達成や不安・不満の解消
- 手段:目的を達成できる収入の種類、不労所得、必要なリスク
つまり、目的が明確で無ければ手段も決まりませんし、目的が無いならラットレースから抜け出す必要も無いということです。
動く理由も無いのにわざわざ動いてリスクを負うより、何もしない or 趣味で投資 or 安全資産のみで手堅い副収入を得る程度にした方が良いです。
この手段選びで前提となる目的が明確になっておらず、質問しても答えられないのに、手段のことばかり考えて結局成果に繋がらず辞める人が殆どです。
当キャッシュフローゲーム会が推奨しているステップ
そこで当会ではキャッシュフローゲーム体験だけで終わらないように、結果に結びつけるためのステップを設けています。
キャッシュフローゲーム | 理解度 | ステップ |
---|---|---|
1回目 | まずは体験してみる 大まかに理解する ゴールできてもビギナーズラック |
流れを掴む 目標を考えてみる (開催されていたら)セミナーに参加する |
2回目 | 理解を深める 一回目よりは考えてゴールできるようになる |
目標のチェックや金額・期限を決める キャッシュフローシミュレーションの表を作成 |
3回目 | 物足りなかったら何度でも ゲーム的な動きになってしまったらそれ以上は不要 実際に活動を始めて暫く経ってから参加する方もいます |
計画のチェック 手段選択 行動に移す |
このステップを踏むメリット
- 目標に合わせて手段を決めるため、手段の選択を間違えなくなる
- 一つ一つの選択に根拠が生まれ、効率的に動けるようになる
- 必要以上のリスクを負わなくなり、失敗を減らせる
- 今のままだとどうなるのか、動くとどうなるのかを数値化でき、修正しながら一生使える
- どの程度の努力が必要なのかがわかる
逆にこのステップを無視して手段から入るとゴールの無いマラソン走り始め、常になんとなく行動し、なんとなくの結果になるか何も動かない結果になりがちです。
よくわからないまま動くとモチベーションも継続せず、すぐに息切れして元通りの生活になります。
上記はあくまでも例ですので、参加者によって回数は増減します。参加回数に上限はありません。
行動が早い方は1~2回で『準備⇒質問・相談⇒準備終了および行動開始』までやりますし、多い方で当キャッシュフローゲーム会に5回程度参加しています。
行動の流れができたらそのために時間を使うようになるため、キャッシュフローゲームをやる機会も減るのが自然な流れです。
こちらからは促しませんので、各々どのステップで参加を辞めても結構です。
運営者
運営実績
キャッシュフローゲーム会を今まで開催してきた実績や、参加者が得られた実績を掲載しています。単純に収入アップということだけでなく、知識・経験に基づいた動きができる人が増えて嬉しく思っています。
ステップに関してはキャッシュフローゲームの時間だけでは話し切れないので、主に終了後のランチで雑談も兼ねてお話しています。
金持ち父さんへの近道:「焦る」と「急ぐ」は違う
このステップは、すぐに行動に移したい方にとっては面倒な作業です。面倒な行動計画を無視して手段の選択を始めたほうが楽しいです。
しかし、楽な方ばかり選んで面倒なことを避けるのは、金持ち父さんを目指して行動しても貧乏父さんのままになる人の典型的な例です。
本当に必要なことからは目を背け、楽しいことだけを選んで結果が出るなら誰でも上手くいきます。
例えばプロスポーツ選手は偶然なったのではなく、子供の頃から目指したからなれています。経験上、このステップが確実に不労所得を積み重ねることができ、かつ最短でラットレースを抜け出すには最適です。
私自身がラットレースを抜け出した経験上、最初は焦らず、準備ができたら急ぐことで結果的に早く金持ち父さんに近付けます。
『急がば回れ』という意識を持つことも重要です。
キャッシュフローゲーム会終了後の食事会
当キャッシュフローゲーム会では、キャッシュフローゲーム終了後に会場近くの飲食店でランチをしています。
ランチについて
1時間~1時間半くらい、1000円以内、希望者のみ
ランチに行く理由
- キャッシュフローゲーム会中はゲームの進行を中心に浅く広く話をするため、肝心な行動前の準備の詳細まで話しきれない。
- 毎回時間いっぱいまでプレイするため、キャッシュフローゲーム終了後でなければ個別の質問を受け付けられない。
- キャッシュフローゲームの理解度を高め、家に帰ってからやるべきことを明確にして帰ってもらいたい。
- お金の知識以外に金持ち父さんになるために必要なことや、経験談など質問があれば答える時間にしたい。
- せっかくのご縁なので雑談等お話したい。
当キャッシュフローゲーム会に投資した時間とお金を回収できるような行動に繋げてもらえたらと思っています。
不労所得やキャピタルゲインを得るための手段
準備ができたら行動なので、参考にいくつかの手段を挙げておきます。
2019年6月のホームページリニューアルに伴い読み返しましたが、5年以上前に書いたものが殆どで情報が古い上に今の知識から考えると納得できるクオリティになっていません。
そのうち書き直しますのでここから下をお読みになる方はご了承の上読み進めて下さい。
※手段に関しては、キャッシュフローゲーム中にもその都度説明します。
知識も重要ですが、最も重要なのは情報と行動手順です。最も肝心なスタートで失敗し、それだけでラットレース脱出が困難になった人も知っています。
インターネットで探しても、良い情報に出会うのは極めて困難です。
ラットレースを抜け出すために:インターネットから得られる儲け話は危険
キャッシュフローゲームを体験後、ラットレースから抜け出したいと思う人は多いです。土台作りを怠る人は手段にばかり目が向き、質の低い情報を掴んで失敗します。失敗パターンで非常に多いのはインターネットでみつけた情報に安易に手を出すことです。
投資やビジネスの案件を判断するための知識・経験だけでなく、相手が信頼できるかどうかを判断する力が無かったり、人脈作りをする力が無ければ良い情報には出会えません。
とはいえ一般論は知っておく必要はありますので、以下に一般的な手段について簡単に記載しているので興味があれば読んで下さい。
ただし、手段選択は興味の有無や手段へのイメージで決めるものでは無く、目標が決まり、達成へのアプローチとして最適かどうかで決めるものです。また、マーケット的に適したタイミングかどうかも重要です。
運営者
不動産投資
不労所得の王道です。ラットレースから抜け出して金持ち父さんとして悠々自適な生活をしている人には不動産かビジネスメインの方が多いです。
金持ち父さん貧乏父さんやキャッシュフローゲームでも良く出てくる手段ですね。
2016年現在、不動産は値上がってきており、かなり物件を絞らないと失敗するタイミングです。不動産投資は価格が下がっている不景気のときに始めるのが一番儲かります。
だから無理ということではなく、セミナーでたくさん集めて片っ端から提案している会社やテレアポをするような会社から買っても高値掴みをしてしまうので、物件の取捨選択が普段より重要なタイミングということです。
不動産投資会社は「低金利かつ融資を受けやすい状況だからチャンス」と営業トークをしますが、経済状況から考えると将来金利が上がる可能性が高いですし、数年で高止まり⇒下落して以降、価格が上がる要因が見当たりません。
当然まだ上手くやれる方法もありますが、不動産投資は購入時のキャッシュフローではなく、中長期的な視野で出口戦略を考えないと大きな借金が残ることになります。騙されて割高な物件を掴まされ、月々のキャッシュフローが黒字だから利益が出ていると勘違いさせられている方が非常に多いので短期的な売り文句には流されないようご注意ください。
以下は一般論ですので、参考程度にお読み下さい。
ボッタクリ物件に気を付けよう
不動産会社が儲かるだけで買う側は儲からないです。新築の場合、一棟買いなら有りだと思います。
他にも信用してはいけない会社の特徴はあるのですが、書いたら利益を大きく乗せている不動産会社と組んでいるブローカーからクレームが来たことがあるのでキャッシュフローゲーム会でお話します。
また『不動産で数年で〇億円の資産を築いた』等とセミナーや本でPRしている人がいますが、大体の場合は負債を明かしていません。
セミナー講師や本の著者で資産額や家賃収入額をアピールしたがる方は多いですが、実際に話をしてみると自転車操業になっていたり、損益分岐点が10数年以上という場合もあります。
素人に儲かっているように見せるのは簡単ですので、下品なPRに騙されないようにしましょう。
不動産投資のメリット7個
- 管理会社に任せるため、購入後の手間が殆ど無い。
- 中長期的に不労所得を得続けられる。
- ローンが組める(少ない資金で大きなものが買える。レバレッジ・てこの原理)。
- 団体信用生命保険に加入できる(死別した場合、残された方はローンの支払いが最大1億円まで無くなり、家賃収入も得続けられる)。
- 不慮の事故があれば保険が使える。
- 値動きが比較的ゆっくりなため、じっくり検討できる。
- 転売して利益が得られる。
売却益狙いなら海外中心です。ただしアジアやアメリカのテキサス州のような日本企業が進出して日本人に勧めている地域はNG。
国内は社会情勢の変化にもよりますが売却価格の下落と長期的なキャッシュフローを考慮しないと危険です。
不動産投資のデメリット12個
- 空室リスクがある。
- 滞納リスクがある。空室リスクよりこちらの方が痛いです。
- 不労所得は月々のキャッシュフローではなく、売却後最終利益。これがわかっていないと毎月黒字でも売却時に大きな損失が出る。
- 余程良い時期に買わない限り、短期的な利益確定は極めて難しい。
- 保有し続けることを前提とするのは大きな誤りで、いつ手放して利益確定させるかの出口戦略を前提に収支計画書を作ることが最重要。
- 入居者によって使用マナーや更新率が変わる。
- 利益を10%以上乗せたり(普通は3%+6万円+税)、入居率95~100%(普通は築年数が浅めの都内でも90%程度想定)、家賃や価格の値下がり想定も甘かったり、そもそも出口のことを考えていなかったり、キャッシュフローだけは黒字で利益が出ていると勘違いさせるボッタクリの会社が非常に多い。
- 水漏れ、設備トラブルなど、実生活に密着した苦情をもらう。
- 地震などのリスクがある(建築基準法ができた昭和56年以降の物件なら大きなリスクでは無いです)
- 売り手有利な市場になりがち。何も知識が無い方に高値で売り込もうとする会社が非常に多い。
- 物件の選択を間違えると後戻りできない。高利回りを求めて自分でネットや競売で探す人、セミナーに参加して提案されたことを鵜呑みにする人が陥る典型的な失敗例。
- 修繕などが必要になる。
古い物件を現金で買って家賃収入=不労所得(実際は初期費用を回収しているだけ)と的外れなことを言っている人も多い。
良い不動産会社と出会えると手間と結果が大きく変わる
不動産投資は、動ける日時が限られるサラリーマンをしながら物件の良し悪しだけでなく購入後のアフターフォロー、管理、長期的な積み重ねのプランニング等も含めて良い会社を探すのは大変です。
運営者
一つを挙げると現在は紹介限定・創業以来お客様を一度も損させていない(月々のキャッシュフローではなく売却完了までの最終利益です)不動産会社の社長とお付き合いしており、その会社から更に別の会社の紹介も頂いていますが、テレアポをするような会社とは質が全く異なります。
いつも会ってお話するのは平日の日中ですので、サラリーマン時間(平日夕方以降と土日)に探してそのような会社と出会うのは、人脈とかなりの運が必要です。
特に、1件売れれば良い or 最初にローンをパンパンに組ませてボッタクリ物件を売り、クレームが来ないように適度にアフターフォローをする会社と、しっかり出口戦略を考え、儲けてもらって2件・3件と追加で買ってもらおうと考える会社は全く異質なので注意が必要です。
運営者
購入者の実績を見せてもらおう
その不動産会社から買った投資家の実績を見せてもらうことも重要です。
実績=売却完了後の最終利益です。
「購入後の管理も任せて頂き、しっかりフォローします」というようなことを言っている会社なら当然その後の利益計算もしっかりしているはずです。物件購入後、売却までにかかった入居付や修繕等にかかった経費、家賃収入、管理費、購入時・売却時・毎年かかる税金、ローンの金利、等様々なお金が動きます。
それらを考慮した上で購入者が売却完了時に最終的にいくら利益が残ったかを見せてもらいましょう。
見せられない場合は実際はフォローが不十分、赤字になっているのがバレるから見せられない、そもそも不動産の利益を理解していない、等様々な理由があるので疑った方が良いです。
または、購入者の殆どが保有中で売却完了した実績が少ない場合も注意が必要です。売却完了時に残債がかなり残るような物件を買わされている可能性が高いです。
詳細は年2回程度開催するセミナーでお伝えしています。騙されないためにも一度は聞いた方が良いです。
定期開催の不動産投資セミナーを信用しすぎない
セミナーに行くのは一つの考え方(その会社が売りたい案件)の勉強になるのでアリだと思います。
ただし、不動産会社主催の場合は営業トークが満載です。
『どれだけわかりやすく良いセミナーだと思ってもそこからは買わない』という考えで行った方が良いです。
ココがダメ
特に、たくさん人を集める or とにかく同じセミナーを回数こなしている=提案する人数が多い=物件を絞っていない、ということなので注意が必要です。
実際に話をした実例
- セミナーやホームページで集客をして新築の区分所有を売るような会社と深く話をしたときに、何も知らない人をターゲットにしている(実学を知っている人は買わないので)と言っていました。
- セミナーを入口として興味を持った方に提案をする不動産会社は多いです。
- 人件費や広告費をかけている会社が多いため利益を乗せすぎ
- 案件数が多い=良い案件が少ない(ゼロではないです)
- 社員数が多い=営業活動のシステム化により売っているためレベルが低い社員が多い
- 都心の一等地に立派なオフィスを構えている=経費かけすぎ=利益乗せすぎ
しかし、以下の理由によりセミナーの内容と提案が全く異なる or 価格が高く投資効果が低い案件の提案になってしまっている会社も多いです。
これらの会社から買うことはお勧めしません。
何も知らない状態だと、営業トークやセミナーが上手い=良い会社と思ってしまいがちです。
結果として、元々高い不動産を不動産会社が儲かるための高い金額で買わされ、キャッシュフローが低い、またはマイナスの投資になっている、目先のキャッシュフローはプラスだけど出口をしっかり検討すると購入時点でマイナスが確定している方も多いです。
また、セミナーに行くと「1000件見て良い条件且つ利回り10%以上の1件をみつける」といったノウハウを提供しているところもあります。上手くいくならそれが一番儲かるのは確かで、本気で目指すならそれくらいやるべきなのですが、それは不労所得というより大家業という名の自営業です。
しかもそれだけの苦労をして未経験の素人が机上の空論に当てはまる1件をみつけ、一時的にある程度のキャッシュフローが得られても、長期的に上手くいくかを考えるとリスクが高いです。
安易に手を出さず、大体の不動産会社の営業トークの矛盾点を突ける程度の知識がある状態になってから始めることをお勧めします。
個人的な意見としては上記のように本気で頑張る、または一番手間がかからず、かつ手堅く儲かることを目指し、儲かる案件を紹介してくれてアフターフォローもしっかりしている会社と出会うことの二択だと思っています。
最近話題の太陽光発電(参考程度に・・・)
※2014年2月時点で記載した内容です。状況は遠からず変わってくると思いますので、参考程度に捉えてください。
2014年現在、固定価格買取制度(買取価格が変わらない=家賃のように値下がりが無い)を前面に出して代理店が売りたがっている投資案件ですが。。。
実際どうなのかな?と思って扱っている知り合い、および投資検討してきた方に聞いてきました。
ただし、私にはメリットが少ない+リスクが高すぎると思ったのでセミナー等には行っていません。
そのためセミナーについては又聞きです。
扱っている知り合いに聞いてみた話
質問した相手
誰もが知っている大手企業の太陽光発電担当者です。よく不動産投資家がお世話になる銀行もグループ会社として抱えています。
この会社は利益が出ている法人相手にのみ節税対策として太陽光発電を勧めています(個人レベルの収入だとメリットが少ないため)。
投資を検討している見込み客ではなく、個人的なお付き合いがある方ですのでプライベートな話題として聞いてきました。
聞けた話
現金が無いまたは収入が少ない人で、土地や建物も無い人が一からやるのはお勧めできない。メリットよりリスクが大きい(以下に記載)。
やるなら工場やビルの屋上で。土地があるなら不動産(アパート)建築&物件入れ替えの方が長期的に儲かる(+その上に太陽光パネルを置くなら選択肢の一つ)。
売電単価が決定していて料金据え置きで継続すると謳っているが、その保証や根拠は無い。国が決めたことだから、国が変更する可能性も十分ある(年金や税金が代表例)。元々売電価格の設定値が高いと言われている。当然セミナーで説明があると思うが、発電効率の下落は頭に入れておいた方が良い(下落率の根拠も代理店の言うことを信じず自分で調べる)。
自然災害のリスクの考慮は必須(これも代理店の言うことではなく自分で調べる)。
原発の動向に左右される可能性がある。元々原発を減らすための補助的な役割もあるので、以前通りの稼動が決まったら国が買う理由が無くなるので、存在価値が下がる可能性が高い。存在価値が下がったら、当然売電価格も下がる方向に動く。そのときに不動産のように売ろうと思っても売れないか、かなり値を叩かれる。
国から銀行への通達でローンが組みやすくなっており、代理店がもらえる紹介手数料も高く(価格の3%が目安)売電価格が下がり太陽光の売値も下がる前の今が売り時だと捉えているため、代理店がこぞって射幸心を煽り今のタイミングで売ろうとしている。
結局は利権絡みのビジネス。
即時償却(その年に全額経費にできる)が可能なため、利益が出ている法人が節税のためにやるのは有効(減価償却にするなら17年)。
以上から過去の実績が無くリスクが高いが、社会貢献にはなるし、全て良い方向に動くなら面白い投資になる。
以上のことから、やるなら自己責任で。というのを強く言っているそうです。
代理店は売ってしまえばその後は責任無いし、ベンチャーなら会社を潰したり「投資は自己責任」と無責任なことを言って逃げられるけど、大手企業は名前が大きくなりすぎているので提案は慎重にやっているそうです。
ちなみに10億円単位の投資をしている投資家さんにも意見を聞いてみたら、似たような考えでした。
投資検討した方の意見
太陽光パネル設置を含む電気会社の社長でもある方にも聞きました。
投資検討した方の意見
- 輝かしい実績をアピールしている講師が話をして、内容も明朗会計で魅力的に見えた。
- しかし、実際に詳細を個別に聞いてみると、違和感を感じる点もあった。
- 電気を送電するための電柱を建てる費用が別途必要(電気工事費)
- 保険が付帯しているから安心→最初の5年だけで、その後は任意
- 雑草の刈り取りや定期メンテナンスはオプション
セミナーでは言わない+配布資料にも記載されていない追加経費がかかり、セミナー程の魅力は無いので辞めた。
言われた話だけを鵜呑みにして買った人も多いはず。代理店は自分で調べず素直に買う人が大好き。
ただし、元々の収入が高く所得税率または法人税率が高い人にとっては節税目的と考えると良さそう。
とのことでした(この人も一般的なサラリーマンよりかなり儲かっています)。
太陽光発電に対する個人的な意見
双方の話を聞いた上での私の意見はというと、以下の認識です。
- 国が考えを曲げずに固定価格で買い取り続けてくれる+発電効率の低下が代理店のシミュレーション通りになる+自然災害による影響が無い、という条件を満たせば良い投資になる(絶対条件)が、代理店の売り文句ほどのパフォーマンスは期待しないで始めた方が良い。
- 臨床データが無い薬を飲むようなものなので、リスクを覚悟し、当たり前だが失敗しても代理店のせいにしない(自己責任)というのが大前提。
- 男に二言は無いが、国に二言はある(消費税増税、年金など国は嘘をつく。売電価格据え置きは信用できない。長いスパンの話ですし。。。)
- 年金や増税など国の将来の対策に不安があるのに、国の固定価格買取制度という甘い言葉に再度頼るのはいかがなものか。
- 代理店が営業トークをしやすいし、スパンが長いためクレームも出にくいので積極的に売っている印象。
- 原発撤廃なら可能性は大きいが、安部総理の兄は原発を作っている会社の人。自民党政権が続く限り無くなる動きになるとは思えない。
- 不動産と比較しようとする代理店が多いが、不動産は目的によってやり方が全然違うので、比較すること自体論点がずれている。
- 儲かっている法人のように節税が必要なほど収入が多い or 現金で買える人 or 工場やビルなどパネルを載せる土台がある人ならOK(=一般的なサラリーマンにはリスクと比較するとメリットが少ない)
- 上記に当てはまらない人をターゲットにしている代理店に対しては、勧めている理由を深堀りして聞くなど、納得できる答えが出るまで疑ってかかった方が良い。
原発の基数を減らしたように見せておいて、一基あたりの供給ワット数を増やして結局同じになるという話がある。結局見せかけの原発削減。
不動産の出口戦略の基本は売却後利益。そもそもの前提が異なる。
もちろん実績が無い分慎重になる人もいるけど美味しい投資になる可能性も十分あります。
運営者
結局は国次第ということで、うまくいく可能性が低いわけではないので。
利益ばかり見ず、リスクを把握して許容するかどうかが重要です。
自動売買
証券口座を作って、自動売買ソフトで主にFXの運用をするという方法です。
できれば異なる特徴を持ち、且つ『良いシステムの』自動売買を組み合わせてトータルでプラスを目指すと安心です(ネットで探して出てくるのは基本NG)。
自動売買のメリット4つ
(自分で作らず他者が作ったシステムで運用する場合)
- 運用状況が見えるため安心感があり、且つ勉強しながら運用することもできる(見えないものも有り)。
- 自分の好きなタイミングで運用を停止することができる(できないものも有り)。
- 未経験者が自分で運用するよりリスクが低くなることもある。
- 過去の実績も見ながらどれを選ぶか検討できる。
自動売買のデメリット7つ
- テクニカル(過去の動き方の統計)で運用するため、ファンダメンタル(社会情勢の変化や経済指標の発表等)の動きに弱い。
- ハイリスク・ハイリターンのものが多く、年利が高い、特にレバレッジが高いシステムは右肩上がりが数年続いていたとしても大きな変動一発で資金が無くなる可能性がある。
- 当然過去の実績通りに動くとは限らない。
- リアルタイムで運用が見えない(結果だけ見られる)システムの場合、裏で嘘のシステムを組んで詐欺をすることも可能。
- 優秀なものが少ないため、儲からないものがかなり多い。
- 顧客が儲かる=運用資金が増える=一回の売買単価が上がるため狙ったタイミングで決済しにくくなる=儲からなくなる。そのため優秀なソフトは市場に出回りにくい。
- 自動売買ソフトの作成を請け負っている会社の社長さんに聞いたところ、利益を出し続けられる自動売買システムは全体の2%。
某FX自動売買の考察
キャッシュフローゲーム会では出てこない手段の一つが自動売買。今回はキャッシュフローゲーム会参加者何人かでやっている自動売買についての考察です。
某FX自動売買システムについての考察
キャッシュフローゲーム会主催者が聞いてきた自動売買のうちの一つです。このページは入ってきた情報の整理をするためであり、営業を目的としたものではありません。
リスクが高いので注意
ネットで探したり、代理店が動いている商品の場合、一年で2倍になっているもの等も多いです。
資金も右肩上がりで増えており、「これをやれば短期間で一気に資金が増える!」と射幸心を煽られ投資初心者はみんなやりたがります。
しかし、大体はどこかの大きな変動で大きく資金を減らして退場します。
原因の多くは
- レバレッジが高すぎること
- 数年間の実績しか出しておらずそもそも検討しようが無い商品が多いこと
- トレード自体のリスクが高すぎること
です。
短期間で一気に増えるというのは短期間で一気に減ることもあるということを頭に入れておきましょう。
また、一つのシステムに頼るのは辞めた方が良いです。
できれば特徴の異なる複数を動かし、トータルで黒字になることを狙うスタンスを持つ方が現実的です。
投資ファンド
自分で運用するのではなく、プロにお金を預けて配当金を受け取る方法です。
利回りは投資金額や現在募集している商品によって変わります。
長期的に見るなら年数%のラップファンド、安全にやりたいなら年利6%未満、大きな利益を狙うなら年利20%以上(リスク大。大体詐欺)です。年10%出たらかなり優秀だと思った方が良いです。
複数のファンドに分散する方と、一つのファンドに大きく預ける方に分かれます。個人的には分散するのがおすすめです。
投資ファンドのメリット4つ
- 不動産投資よりも大きな利回りで運用できるものもある。
- 半年や一年など、比較的短いスパンでも運用ができ、不動産の弱点である短期的な部分をカバーできる。
- プロに預けて運用してもらうため、FXなどを自分で売買するより手間が少ない。
- 良い案件に出会えれば年利が低くても複利効果で結構増える。
投資ファンドのデメリット5つ
- 運用状況が見えないものが多いので、本当に運用されているかどうかの確認が難しい(私募の場合)。
- ファンドが潰れて元本が還って来ない可能性がある。年利20%以上等の高配当は特に多い。
- 私募の場合は詐欺が非常に多い(持ち逃げされる、他の事業に資金を回すなど説明と違う運用をする。ポンジー・スキーム)。
- 半年や1年、2年などロック期間があり、期間が終わるまでは基本的に引き出せない。止むを得ない事情により引き出す場合は今までの利益を返却する等の違約金または手数料が発生する。
- 高配当の場合、リスクも高いため長期的な運用には不向き。
このようにロック期間が長いものは詐欺が多い。
FP(ファイナンシャルプランナー)に相談
自分で情報を集めようとしても、見る目が養われていないと騙されることもあります。
最初は自分で投資をして結果を出しているファイナンシャルプランナーに相談し、勉強をしながら不労所得を積み重ねるのも手段の一つです。
私も時々お世話になるコンサルタントがいます(JapanTumes・日経新聞・産経新聞・毎日新聞等に記事が載ったり、週刊ダイヤモンドの一部監修をしてり、最大手不動産会社や100人以上の経営者に講演をする方です)。
FP相談のメリット4つ
- その都度相談するため、勉強しながら資産運用ができる。
- 自分で資産運用の実績を出している方に相談できれば、結果を出せる可能性が高まる。
- 金融商品の代理店の営業トークに左右されなくなる(売り手有利から、平等な関係にできる)。
- 金融商品の代理店は利益を増やすために本来の配当利回りよりも下げて提案することも多いが、FPはそれを知っている場合が多いため、本来の利回りで運用できるようになる。
FP相談のデメリット4つ
- 実力がピンキリ。
- 自分で投資していない人も多い。
- ほぼ保険を売るのが目的であるのに、イメージ作りのためにFPを名乗っている人が殆ど。
- 優秀な人でも万能ではないので巧妙な手口の詐欺に気付かない可能性もある。
こちらに質の低いFPの実例を載せています。
紹介によって質の高い情報を獲得する方法と落とし穴
キャッシュフローゲームは簡易的なゲームですので、全てを孔部ことはできません。一つの例であり、大体の人がぶつかる壁が良い情報と出会うことです。また、出会っても自分でチャンスを消してしまわないように気をつけましょう。
ランドバンキング
開発が決まっている土地や今後発展していく国の土地を買って、開発が進んで土地の値段が上がったときに売ることで売却益を得る方法です。
ただし海外案件が中心になり、リスクも高いので注意が必要です。
ランドバンキングのメリット4つ
- 土地だけなので購入してから売却するまで放置できる。
- 国が開発を進めると決めている場所や伸び代が大きい国の土地を買うことで、大きな利益が期待できる。
- 元手の数倍の利益が得られることも。
- 得た利益を元手に大きな投資に回し、不労所得に繋げることができる。
ランドバンキングのデメリット7つ
- 手放すまで利益にならない。
- その国の社会情勢に左右される。国のトップが変わるだけで大きく変わる場合もある。
- 法律が変わって売るのが困難になる場合がある
- その土地の開発が遅れると、売却するまでの期間も延びる。
- 値上がったとしても必ず売れるとは限らない。
- ボッタクリ価格が多い。代理店がマージンを取りすぎなことも多い。
- 海外投資は詐欺が多い。自分の登記になることをしっかり確認する必要がある。
一つの国の案件しか扱っていない代理店の場合、複数の国を見た上での判断もできないし、かといって各国で良い会社を見つけるのも大変です。
特定の国の案件のみを扱っている会社から提案を受ける機会がある場合はボッタクリが本当に多いので気を付けましょう。
株や先物取引(FXや金など)
不労所得ではなく、自分で売買して稼ぐ方法の1つです。
私は金の先物投資を創業50年の実績ある会社で担当者を付けて運用し、慣れてから自分で運用するようになりました。
参考:当キャッシュフローゲーム会主催者成績
2010年実績は年利+85%です(2011年はお休み)。
2012年3月末~7月末で+98%。
その後長期で持って、2013年4月に東京金5020円/g前後で全て売って終了(それ以降価格は景気上向きに伴って右肩下がりです)。
殆どの方がマイナスになるので、相場を読むため時間の余裕があり、マーケットの状況から先読みができる方、マイナスになっても良いという考えを持てる方向けです。
その他
ビジネス、ビジネスオーナー
ネットワークビジネスのような勢いでやるDead or Aliveのビジネスは難しいです。
本来は、儲かる商品選定、営業力、判断力、財務管理、ビジネスの仕組み、上手くいく考え方など、様々な要因が重なって結果に繋がるものです。当キャッシュフローゲーム会に参加後、実際にビジネスで独立した方もいらっしゃいます。
内容としてはフランチャイズの店舗ビジネス(オーナーなので自分はお店にいません)、物販業、軽貨物運送業、人材派遣業、クリエイティブ系等様々です。
ビジネスを不労所得化する場合
- まずは自分でビジネスを立ち上げ、結果が出たら社員や店員に任せる。
- 出資金を払い、ビジネス立ち上げのサポートをする。
- 最初からスタッフに任せる。
立ち上げたビジネスで結果を出すか、出資するビジネスが利益が出るかどうかの目利きやノウハウが必要です。
アフィリエイト
実際にアフィリエイトで生活している人がいます。
最も安易に始められて、最も結果を出すのが難しいのがアフィリエイトです。
知人で月収数百万円稼いでいる方もいますが、放置すると収入は減っていくので不労所得として扱うには弱いです。大きな収益が得られたら、その資金を元手に不労所得になる案件に投資するのがオススメです。