※2014年5月時点でのお話です。お読みになっている時点では状況が異なる可能性がありますので、予めご了承ください。

金額の桁が違うFXの専業トレーダーさんを紹介してもらう機会があったので情報交換してきました。

色々質問して教えてもらうことができ、書けない話も結構多いのですが問題無い範囲でシェアします。
※一人の投資家さんの考えなので正解とは限りません。参考程度に。

FXトレーダーさんについて

現在49歳。
私の周りで桁が違う方は何故か40代中盤~50代前半が多いです。

元野村證券。社員としての実力は上の下くらいだったそうです。
謙虚な方だったので実際はもっと上かも。

キャッシュフローゲームのことはご存知なかった。

トレーダー側から見たファンドについての意見

この方は自分のトレードだけで上手く行っているため、ファンドへの投資や資金の委託を受ける形でのファンドはやっていないそうです。

  • 日本にあるファンド等の金融商品は1割が頭の良い人が運用していて、9割は詐欺のような質の低い案件。
    そのため人当たりが良い人は危険。あちらから近付いてくる人は危ない。
  • 日本は投資にネガティブな国なので実力も遅れているため商品の質も低い。
    早く資金を作って海外の案件に繋げた方が良い。
  • 海外の案件は半々。
    現地の人と仲良くて、現地でちゃんとやっているのが確認できるなら半分の案件はOK。
  • 海外のFXファンドはトレーダーが運用している姿を見られることが条件。
    ※日本も同様です。
  • 英語で会話してちゃんとやっているか聞けるようになった方が良い。

トレードについて

  • 野村證券に勤めながららFXを5年くらいやったけど結果が出なかった。
  • 2~3000万円の貯金があったけど、1000万円くらい減らした。
  • 今は上手くいっていて、1回で5000万円くらい損切りをすることがあるけど問題無い状態にはなっている。
  • 9割の人は損をする世界なので、とりあえず収入がしっかりあるなら経験として自分でもやってみれば良い。

※キャッシュフローゲームは株等で簡単に資金を増やせますが、実際はかなり難しいので「とりあえず始められる手段だから」と安易に手を出すのはお勧めしません。
あくまでも「まずは自己投資としてしっかり勉強をするなら有り」です。

年金基金について

  • 年金運用は官僚にとって美味しい天下り先。
  • わざわざ優秀な人を外部から招聘しない。
  • 資産運用について詳しくない人が運用しているんだから、うまくいかないのが当たり前。
  • AIJ事件がわかりやすい例。

2014年6月5日にユーロは利下げをするか?

  • ドラギ総裁はいつも言うだけでやらない。金利をいじるのはユーロの伝統ではない。今年はやらないのでは。
  • 米の金融緩和縮小の影響により、ユーロや円にシワ寄せがいっている(意味がわからなかったら調べてください)。米の圧力により、仕方なく検討している。
    ヨーロッパはやりたくないのが本音では。
  • 中国バブルが崩壊すると言われていて、今は持ちこたえているけど、実際に崩壊が近付くとユーロに圧力がかかって、実施するかも。円にも影響が出るし。
  • 利下げをすると、大きなお金が流通して、インフレになる。
    →通貨の価値が下がるため、お金持ちは困る。景気は良くしたいけど、インフレにはしたくない。だからユーロは特にやりたくないけど、世界がそれを許すかどうかが焦点。

アベノミクスについて

  • アベノミクスは円安にしたい。
  • これがわかっているから儲けるのは簡単。
  • 海外からは輸出入悪くなるからやめてほしいと言われている。だから今年は円安にしない。
  • 日銀総裁の黒田氏はFRBに言いくるめられている。

不動産について

  • 2~3年は上がって、そこから下がっていく予想。
  • そのため今から転売目的で始めるのは結構難しい。
  • めっちゃ安く買って、上手く売るならOK。

※別の不動産コンサルの方はキャッシュフロー狙いならOKと言っていました。もしくは5年で売る。

この辺りは7棟16億円の資産を持っている方とのお話と考え方が似ていますね。

7棟16億円の不動産を持っている方とのお話
キャッシュフローゲームを経験し、行動を開始した後も当然継続的に勉強する必要があります。今回は7棟16億円の資産を持っている方と不動産についてお話してきました。

キャッシュフローゲームでは不動産を売って大きく資金を作って・・・という流れがありますが、その考えを悪用して高値で売りつける不動産会社も多く、知識が無いと難しいです。特に初心者相手にセミナーを頻繁に開催している不動産会社は危険です。

不動産投資をしたいなら最低でも「提案された金額は相場より割高なのか、割安なのか」がわかるようになりましょう。

手段が決まったらその手段で結果を出している人に会う

キャッシュフローゲームを経験するのはあくまでも準備にすぎず、行動を開始した後が重要です。

よく「オススメの本はありますか?」と聞かれますが、私は著者がどんな人かわからない本を読むより、結果を出している方と直接お話をして生の情報を仕入れることにしています。

※上手くいっている風を装っておいて、実際は自身の資産運用ではなく投資商品の代理店としての活動がメインで、クレームが起こりにくい商品を勧めているだけという場合もあります。

勤めながらだと平日の日中は動けないのでアポイントを取るのが難しいと思いますが、だから動かないというのは言い訳です。
「どうしたら会えるか」を考えて動くことが大事なのでやらない言い訳を考える時間を行動の時間に変えましょう。

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