ラットレースを抜け出すために:インターネットの情報は危険 - キャッシュフローゲーム会
金持ち父さんになるための情報探し=インターネット?
キャッシュフローゲームを体験した後に陥りがちな失敗は『インターネットで不労所得の情報を探す』ということです。
キャッシュフローゲームをやると、不労所得が欲しいという気持ちが強くなる方が多いはずです。
早くラットレースを抜け出したいという気持ちができて、かつインターネットだと気軽に探せるため、かなりの数の方がやっていることではないでしょうか。
ただし、インターネットで見つかる儲け話は、情報を提供する側が儲かる仕組みになっていることが多いです。
ラットレースを抜け出す、または独立すると、実際にラットレースを抜け出した方と話をする機会が増えます。
しかし、インターネットの情報を元にスタートしたという方には未だ会ったことがありません(たまたまかもしれませんが)。
逆に、情報を提供している側がアフィリエイトでラットレースを抜け出している方は数人知っています(『FX』のように一生続きそうな難しいキーワードです)。
なぜなら、
- 人件費
インターネットで見つかる情報=検索で上位にするために多大な手間がかかっている(自作のホームページの場合)
- 広告宣伝費1
魅力的なホームページを作るために費用を払ってホームページを作っている場合が多い
- 広告宣伝費2
難しいキーワード(不動産投資、投資ファンド、ビジネスなど)で検索上位にするためには、検索上位対策(SEO対策)の専門業者に依頼する必要がある
- アフィリエイト収入
情報商材、他のホームページへのリンクなどは、成約に至るとホームページの管理人に収入が入る仕組みになっています。
そのために、魅力的に見える文章を試行錯誤して考えています。
これらは、会社にかかってくる不動産投資会社からの電話、メールで届く投資情報も同様です。
情報を見た側が儲かるかどうかを考えていない場合も多いです。
例:不動産を上記に当てはめると
不動産の場合、上記の経費すべてを不動産価格に乗せて、販売をします。
この場合、買う側ではなく、不動産会社が儲かる提案なのは言うまでもありません。
安く仕入れることができるルートや、たまたま安く仕入れることができた物件の場合は、投資する側もキャッシュフローが得られるかもしれません。
ですが、お得な情報はお得意様や今後も付き合っていける条件が良い人(年収や資産がたくさんある人)が優先のため、これから始めたいという方には回ってこない可能性が高いです。
キャッシュフローゲームのような儲かる投資をするためには?
それでは、できるだけ安く、買う側が儲かる投資をするにはどうすれば良いか。
一番良いのは、売る側と同等以上の知識と経験を身に付けることです。
ただし、これから資産運用を始めたいという方には難しいです。
一例としては、経験が無いうちは勉強も兼ねて『紹介』のみ、またはそれに近い状態(経費がかからない仕組みを持っている)の会社と付き合うことです。
これによって、利益に繋がる可能性が高まるだけでなく、知識と経験が身に付きます。
紹介のみでやっている会社は、紹介先のメンツを潰さないように、また今後も紹介してもらえるように、儲かる提案をしてきます。
私がお世話になっている会社も、知り合いを紹介をしたら、購入後の満足感から更に紹介が生まれることが多いです。
これができる会社は少ないです。
なぜなら、経営に余裕が無い会社、もしくは多くの経費をかけている会社は、多くの物件を捌くことを考えるため、良い案件でなくても提案するからです。
余計な経費がかからない会社は、不動産価格に乗せる経費が少ないため、買う側も比較的安く買うことができます。
また、経費がかからない=経営赤字リスクが少ないため、相手に合わせて余裕を持った提案をすることが可能です。
築20年、30年の中古物件を買わなくても、良いパフォーマンスを出すことが可能です。
以上のことから、インターネットで見つかる情報や知識は参考程度に留めて、安易に手を出さない方が賢明です。
自分ですべての選択をするのであれば、ある程度の知識と実経験を積んでからの方が確実です。
何事も最初が肝心です。
最初で失敗すると、ラットレースを抜け出すタイミングが遅くなりますし、潰える可能性さえあります。